R病院の恐怖談  Tさん談

堺にあるY川沿いにある廃墟となったR病院。
そこでたくさんの友達が体験した恐怖体験を紹介します。

まずこの病院の一番多い噂。病院に入り、カルテを持って帰って来るとその人にまず電話がかかってくる。そして何を言っても「カルテを返してもらえませんか」と言われるらしい。当然そのときは、一緒に行った奴のイタズラだと、何も考えずにカルテをそのままにしておいたらしいが、数日経って、カルテと同じ病気になってしまったらしい。

友達Kさんが体験した話
ある日Kは友達5人くらいでR病院に肝試しに行って、想像以上の病院内の怖さに、噂どおりのカルテを持って出て来ることは出来なかったが、懐中電灯片手に、病院をまわったらしい。



R病院内手術室



手術室と思われる場所にたどり着いたところで、一緒に来ていたNさんの様子がおかしくなったという。明らかにNさんの顔では無くなっていた。人がおかしくなって、友達でも本当に殺そうとするという噂もあったので、Nさんがこれ以上おかしくなる前にここを出ようとKさんは言った。
外へ出るまで、Nさんは何も喋らず、手をひっぱっても、動かないくらい重く感じたという。恐怖のあまり、外へ出るまでNさん以外の4人は「ごめんなさい ごめんなさい 遊び半分でもうこんなことはしません」と叫びながら出てきたらしい。出てくるとNさんの異常な状態はおさまった。 やっとそとへ出てきて帰ろうとすると、

Kさんが「誰これ?」と言って携帯をみんなに見せた。090とは付いていない番号が着信履歴にあったのだ。Kさんは「これって誰の家やったっけ?」

と聞くとみんなは「○○ちゃんかな?」などといいながら、各自自分の携帯で確かめようとした。するとみんなの携帯にもその番号でかかって来ていたのだ。調べても誰からなのか、みんな分からない。かけても何の音もしない。「誰やろ?」とみんなつぶやきながら車に乗り、Nさんに病院内での出来事を話しながら、「やばいよな、あそこは」「かなり怖かった・・・・」と帰りを急いでいた。

とその時、みんなの目に入って来たのはR病院の目立たない看板だった。そこには、みんなの着信履歴にある番号が書かれていた。「きゃーーーーーーーー!!もういやや!!」とKさんが気付いて叫ぶと、みんなの携帯が一気に「バキッ.....」という音をたてて、ありえないヒビの入り方をしたらしい。




南斗のレイより
今ではとうとう取り壊されたR病院・・。
私も侵入を試みたものの、このような怪奇現象にはあわなかったが・・。
関西で最も有名だった心霊スポットである廃墟病院。
取り壊されてもこのような話が語り継がれるのだろうか?



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