僕は、神奈川県の公立高校に通っています。今年も例年どおり、長野県菅平高原に4泊5日の日程で部活の合宿に行きました。 その最後の夜、みんなで花火をしている途中、突然の雨が降りだし、花火をやめ、部屋へ戻りました。その3時間後ぐらいの午前1:00には雨はやみ、友達と肝試しに出かけることになりました。合宿の宿舎の辺りは夜にはめっきり車も通りません。 というのも、この辺りでは条例で午後11時以降の外出は控えるようにというものがあるそうです。そんな人気も明かりもない雨上がりのひんやりした空気の中を2人で押し進んでいきました。そんな暗い細道をゆっくりと5分ぐらい歩いたころだと思います。2人が足をピタッと止め、思わず目を合わしました。 暗くて先がよく見えない奥のほうからなんとも言えない嫌な声が聞こえてきたのです。それは女の人で若い人の声のようでした。「うふっ~・・・」という不気味な声が僕たちの耳をつきました。気のせいかと思ったのですけど、2人とも聞いていたので間違いではないと思います。その声を聞いて僕たちは走って宿舎に戻ろうとしたとき、友達が「足が重い」と言ったので僕は肩を貸して必死で戻りました。 なんとか帰れたのですが、宿舎に帰って、明るいところで友達の足を見たら左足首に、1cm幅ぐらいの青黒い裂かれたような線が3本並んでいました。痛みは無いようですが、合宿から帰ってきた今もその跡は残っています。いまでも忘れられません。あのときの恐怖は・・・ |
南斗のレイより
その午後11時以降の外出を控えるようにという条例・・・・
どういう目的での条例なのでしょう。
幽霊が出るからなのでしょうか?