ツーリング中の恐怖体験  pecaeさん談

 少しでも、お役に立てればと思い、私の恐怖体験を送ります。事は4年前の9月か10月頃。私はバイクが好きで、ツーリングと称して、ナイトランを楽しんでおりました。山口県の、とあるトンネル(名前は解らない、長さは500~700メートルあったような気がします)を通過中に中央付近で、ただならぬ雰囲気を感じ、ミラーを不意に見ると、なんと、今、通ってきたはずの道が無くなって、真っ暗になっていました。まさに、暗黒!!

焦った私は、寝ていたバイクをたたき起こすがのごとく、シフトダウンのアクセル全開、ウイリーをしながら、うひょーと叫びながら出口に向かって猛然とダッシュしました。180キロぐらいでていましたが、いつものことなのでで平気でしたが。

やっとトンネルの出口が間近になると今度は、目の前の道が無くなりました。今度は「うがー!!」って叫びながらつっこみました。すると、暗闇は晴れて、道が見えたんですが、今度は急カーブ。ブレーキでは間に合わないと判断した私は、とりあえず、スピードを落とし、暴れるバイクを押さえ、後輪を滑らしながら、何とか脱出しました。

その後は直線で、ほっと安心していると、風を切る音と、バイクのエンジン音だけしか聞こえないはずの耳に、女性の声で「どうして、しなないの」と聞こえてきて、さらに焦った私は、サーキットを走るかのごとく、全開で町の灯りを目指して逃げていきました。

この後、地図でトンネルを探したんですが、結局解らずじまいでした。確か、防府から岩国に抜ける道だったと思うんですが。こんな感じです。まあ、「霊」自体はツーリングとかドライブに行ったらたいてい1体は、見ますが、今回のように、危害を出されることは初めてです。


南斗のレイより
pecaeさんのテクニックが霊からの危害から逃げられたのだと思います。
このような感じで幽霊に殺されてしまう人もいるのでしょうか?



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