兵庫県三田市の山奥にひっそりと姿をあらわした「三田スケート場跡」。閉鎖されてから10年もの月日が流れているが、未だにスケート靴などがそのままになっている。私もこちらへは訪れたことがあるのだが、今回は三田市藍本在住のMさんより写真画像を全てCD−Rにて譲っていただいたのでそれを公開したい。なかなかよい写真ばかりだ。じっくりとご覧いただきたい。 |
こちらが入り口・・・歓迎されている |
三田スケート場だ! |
Mさん筆 2000年晩秋、そろそろなまった体を動かさなくてはならないと感じ、久しぶりにアイススケートでもと、名前のみ有名だった「三田スケート」を訪れた。「さぁーんだぁすけぇぇとぉー」というコマーシャルソングは30代後半以上の者にとっては未だに耳に張り付けられているフレーズだと思う。 さぁ、出発。「新・耳袋」に掲載されていた三田の「軍人病院」前(国立兵庫中央療養所)を通過し、ついたところはひなびたバス停&草ぼうぼうの入り口 「おいおい、人気が全くないぞぉ。だいたい、このクソ寒いスケート日和に何で駐車場にチェーンが張ったあんねん? 何や、まだ営業期間と違うんかいなぁ?いーや、これは営業期間待ちの雰囲気なんかとちゃうぞ。なんや、これ、廃墟やんけぇ! おーぉ!、入場券売り場のガラスが割れとるぞ、食堂の厨房の窓も開いてるぞ。開きっぱなしの割には崩壊してへんなぁ。きれいなもんや。 中に入ってくれと言わんばかりに開いてるから、事務所の中に入ったろ。渡辺絵美やろなぁ、恐らく。現役の頃からブットかったんやなぁ。 おおっと、お約束の落書き。スプレーやのうて、チョークで黒板に書いてるのが心優しいなぁ。閉鎖したとなったら、いつ閉鎖したんやろなぁ?昔のポスターや、懐かしいなぁ。スケート場案内に国鉄とJRの2パターンがあるぞ。そやけど舞鶴自動車道はのってないなぁ。平成2年のカレンダーか、10年前やなぁ。そんな昔に閉鎖したなんてしらんかったぞ。 なんで、スケート場に防毒面があんねん?(出しただけの未使用品クサいけど、廃墟にしては色々のものが溢れてるぞ、TVとか放送施設も使えそうやし、場内放送のレコードとかカセットもそのまま残ってるしなぁ。不思議や。 リンクの中やけど、営業してるときにきたことがないから定点観測でけへん。靴貸し出し場も全開や。あれっ?スケート靴が荒らされんと綺麗に置いてあるやんけぇ。俺の靴サイズは30センチやけどちゃんと揃ってるがな。そやけど、資金繰りで倒産したんやったら靴はおろかさっきの事務所の放送設備やらTVやら売り払ってて無いはずなんやけどなぁ。何で倒産したんやろう? 2階の階段もあることはあるけど、退院したばっかりで、足下不安定やったら怖いし、サンダル履きで来てるし、今度にして、もう帰ろ。 紅葉が綺麗やわ。ここは建物が巨大すぎて自然には帰られへんやろ。蜘蛛がおれへん廃墟やったからよかったよかった。そやけど夜には来たないなぁ。 |
どこかで見た記憶が・・。 |
駐車場が日祝300円。 |
防毒マスク?? |
こちらも古い看板。 |
まだ使えそうなスケート靴がずらり!! |
それほど荒らされている様子はない。 |
売店だったのか?? |
右手がスケートリンクになる。 |
私も深夜にこのスケート場の入り口まで訪れたことがあるのだが、夜中は入れたものではない。いずれ調査する予定だったのだが、貴重な写真画像をいただいたので調査する必要はなくなった。画像だけでもどんなところか予想がつくことだろう。特に心霊現象が起こるなどの噂は聞かないが、実際のところはどうなのだろうか? |